わたくしども北海道鉄道観光資源研究会はこの度、
北斗市の市民団体「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が開始した「北斗星車両の保存活動」に対し、
プロジェクトの成功を願い保存技術支援を実施しております。
支援に乗り出した理由については、
①北斗星車両は過去に保存を計画した団体がありましたが、残念ながら2度とも失敗しており今回が事実上のラストチャンスである事。
②はまなす引退後の車両より前に、残りの2両が間もなく解体予定である事。(利用された実績のある車両が全滅してしまいます)
③今回の主催メンバ-の中に、鉄道愛好家がいなく、保存活動の推進方法についての相談をお受けした事。
④同団体のメンバーの中には、鉄道車両を文化財として保存するに十分な知識がない事。
⑤北斗市が同団体に対し支援を表明しており、市長自らが記者会見に同席するなど、地域が一体となった活動となっている事。
⑥昨年の赤い電車(711系)保存活動時の経験などが生かされる事。
⑦当会が支援可能な、全国の鉄道愛好家団体への情報発信がプロジェクトの推進に役立つ事。
などがあげられます。
赤い電車は沿線住民のみなさまの足として愛された経緯から、支援者の多くは北海道民でした。
しかし「北斗星」は、最後のブルートレインとして、全国区の支援を受けられる立ち位置にありと考えています。
資金調達目標は1千万~1千3百万と非常に高額ですが、まだ成功の可能性は残されていると考えております。
解体の危機にある27年間愛された寝台列車「北斗星」を守りたい!クラウドファンディングページ
ぜひおひとりでも多くのみなさまに支援者になっていただけます
事を願い情報発信をさせていただきました。
みなさま方のお力をお貸しください。どうぞよろしくお願いします。
(文責:北海道鉄道観光資源研究会 代表 永山茂)